とりあえず、本を読んでみましょう!
「デザイン、レイアウトに関する仕事をやってみたい、けど、何から始めていいのか分からない…」と思っている人はたくさんいると思います。
そんな方は、とりあえず本を読んでみてください。
書籍でも、電子書籍でも構いません。
ここから、デザイン、レイアウトについて勉強できる本をいくつか紹介しますので、参考にしてみてください。
どんなレイアウトが好み? まずは好きな雑誌を見つけましょう!
「本じゃなくて、雑誌?」と驚いた人もいると思います。
レイアウトを勉強するためには、まずは好きな雑誌を見つけることが一番だと私は思っています。
私は広報に携わるまで、雑誌をろくに読んだこともなかったのですが、ふと立ち寄った本屋で目に留まったのが、GISELeという雑誌でした。
表紙に惹かれて手に取ったことを覚えているのですが、「表紙の力」というのがとても大事なんだなと気づかされました。
また、中のレイアウトもどのページを取っても美しく、「こんな紙面が作れるようになりたい」と思ったことを覚えています。
自分がどんなレイアウトが好きなのか。このテーマならどんなレイアウトにするのか。
その答えを教えてくれるのは、今、発刊されている数々の雑誌です。
紙面の中に軽く引かれている罫線も、使い方一つでオシャレになります。
「こんな使い方があるのか!」という発見になれば、レイアウトがますます楽しくなりますよ。
次はこちら! デザインの基本を学べる一冊
私が広報に配属されてすぐに、購入した本です。
こちらの本では、デザインの基本について勉強することができます。
使うフォントの種類によって、読み手にどんな印象を与えるか。
組み合わせて良い色、いけない色など、色についても解説があります。
後に紹介するDTPデザインに応用できる手法がたくさん書かれてあるのはもちろんですが、社内で作成する書類やプレゼン資料などにも反映できる内容がぎっしり詰まっています。
ビジネスマンにも、デザイナーにもおすすめの一冊です。
例があって分かりやすい! 紙面レイアウトならこの一冊
私がレイアウトをもっと勉強したいと思っていた頃、購入した本です。
こちらの本では、レイアウト・デザインについて勉強することができます。
画像やフォントの大きさや配置によって、読み手にどんな印象を与えるか。
チラシ、冊子などを例に挙げて紹介しながら、ビフォーアフターでその変化を見せてくれます。
また、個人的にありがたかったのは、グリッドレイアウトの配置例を何個も挙げてくれていたところです。
レイアウトに行き詰まったとき、職場に常備していたこの本を参考に乗り越えていました。
DTPデザインを始めたい人、始めて少し時間が経った人におすすめの一冊です。
基本はこれくらいで充分。他は用途に合わせて購入しましょう!
デザイン、レイアウトの基本だけなら、上の三つがあれば十分です。
実際に始めてみて、もう少しこういうところを勉強したい!と思ったときに、用途に応じて買い足せばOKです。
始めこそ迷ったり行き詰まったりと大変ですが、慣れてくるとデザインやレイアウトが楽しくなってきますよ。
これらの本が、少しでも参考になれば嬉しいです。