【体験談】イラストレーターが使えるようになるのに研修も講義もいらないと思った話

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デザインに興味はあるけど、イラストレーターが使えない。難しそうだし、使いこなせるようになるまで時間がかかりそう…。

皆さんは「イラストレーター」と聞くとどんなイメージがありますか?

おそらく、デザイナーが使っている難しそうなソフトウェアというイメージではないでしょうか。

私はイラストレーターを使い始めて5年になりますが、以前働いていた職場で「イラストレーターが使えるようになるのに研修も講義もいらない」と思った話をしようと思います。

記事を読んでいただいた人の中で一人でも、イラストレーターへの苦手意識を払拭できれば幸いです。

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配属二年目で「イラストレーター研修」へ

広報担当部署に配属されて二年目、私は上司から「イラストレーター研修に行ってこい」と言われました

「ついに、イラストレーターと向き合うときがやってきたか…」

当時、私は若干憂鬱な気分で研修会場の東京へ向かったことを覚えています。

というのも、私は当時、イラストレーターへの苦手意識がかなりありました。

それこそ、アドビのソフトウェアの中でもとびきり難解なソフトだとすら思っていて、ほぼ使ったことがなかったのです。

だからこそ、研修を受けても理解できるのか、研修に付いていけるのかという不安がありました。

実際、研修では講師の先生がたいへん分かりやすく教えてくれたことに加え、手順を記載したテキストも手元に配布されていたので、二泊三日の研修は無事に終えることができました。

ただ、この研修で理解が深まったというよりは、イラストレーターへの苦手意識が薄まったといったほうが正しく感じます。

研修に行かずとも、イラストレーターを使えるようになった人がいた?!

研修から戻ってすぐに、私は研修で配布されたテキストを職場内に共有しました。

ここで面白かったのが、職場内の反応です。

それまで、職場内でイラストレーターを扱うことは必須ではなかったため、使える人の方が少数でした。

ただ、テキスト一つ共有したときに、「テキストを見ながらイラストレーターを触ってみる人」と「テキストを流し読みする人」の二つにはっきりと分かれていたように思います。

それから日が経つにつれ、職場内でのイラストレータースキルには、はっきりと差がついていきました。

その中でも一番驚いたのは、未経験からイラストレータースキルをめきめきと伸ばしていく人が一人いたことです。

その方は配属一年目でしたが、正直、数ヶ月も経つと、研修を受けた私よりもずっと、イラストレーターで色々なものを製作していたように思います。

純粋にすごいなと思った私は、イラストレーターを使えるようになったコツなどについて、直接尋ねてみることにしました。

返ってきたは、「インターネットで調べれば、何でも作れる」という答えでした。

研修資料よりも分かりやすい「誰かのブログ」

それから私も、イラストレーターでロゴや文字装飾を作りたい場合などには、インターネットで手法を検索するようになりました。

これ、本当にすごいなと思ったのですが、大抵の答えは全部インターネット上に出ています

さらに詳しく言うならば、「研修テキスト」で補えていない部分も、インターネットで検索すれば出てくるんです。

アドビの公式ホームページはもちろん、デザイナーの方のサイトだったり、イラストレーターに詳しい誰かのブログだったり…自分が作りたいものについて、誰かがそのやり方をアップしてくれているんです。

イラストレーターの操作について、一人で頭を抱えて悩んだり、研修や講義に大金を費やしたりするくらいなら、「ネットで検索」するほうがずっと有益なんだなと感じました。

結局、研修や講義よりも、その人の「やる気」

それからは、イラストレーターでの手法に行き詰まるたび、インターネットで調べて解決するといった方法を取っていました。

当初、あんなに抵抗のあったイラストレーターも、徐々に使うことが当たり前になっていったことを覚えています。

イラストレーターが使えるようになると、紙面デザインに深みが出てきます。

ちょっとした文字の装飾や、紙面に配置するアイコンなど、細かいところにもアクセントを効かすことができます。

ネットで調べることを教えてくれたその人と私は、おそらく職場内でも普段から当たり前にイラストレーターを使っていました。

その一方で、ずっとイラストレーターを使わずに、なるべく使わないでいいように過ごしていた人も見てきました。

それでも業務に支障はなかったのかもしれませんが、私は少し勿体無いなと感じてしまいます。

なぜなら、「イラストレーターを使える」というスキルは武器になるからです。

私は自らフリーになることを選びましたが、もし何かあって働けなくなったり、さらなる広報スキルが必要とされたりすることがあるかもしれません。

そういうときに、何かをできるスキルがあるのと、ないのとでは全く違ってきます。

そのスキルを得るために必要なのが、自ら調べたり、自ら動いて学んでいく姿勢、つまり「やる気」です。

講義になど出なくても、研修を受けなくても、スキルアップできる人が実際にいました。

イラストレーターが使えるようになるために必要なのは、研修でも講義でもなく、その人が持つ「やる気」なんだと気づいた出来事でした。

【まとめ】未経験でも、研修を受けたことがなくても、イラストレーターは使えるようになる!

長々と、ここまで読んでいただきありがとうございました。

未経験でも、研修も講義も受けたことがなくても、イラストレーターは使えるようになります。

実際、一年で使いこなしていた人が、職場にいましたから。

もしも今、イラストレーターや、配属部署などで悩んでいる人がいれば、この記事が一助となれば幸いです。

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