クラウドソーシングではむやみやたらに発注しても稼げません
「クラウドソーシングでは稼げない」という話をよく耳にしますが、実際のところはどうでしょうか。
稼げないのには、それなりの理由があると私は思っています。
それは、受注する仕事と自分が使う時間が報酬に見合っているかどうかということです。
クラウドソーシングを初めて３カ月目、長期継続案件やクライアントにも恵まれ、そこそこの時給で私は働けています。
クラウドソーシングを３カ月使っていて気づいた、クラウドソーシングで稼ぐために必要な３つの要素について記事にしたいと思います。
クラウドソーシングで稼ぐために必要な３つの要素
①仕事の「時給換算」
まず、仕事を受注する前に「時給換算」をしてください。
例えば、【１記事あたり500文字、500円】のライティング業務があるとします。
これだけを見れば、１文字あたり１円の優良なライティング業務です。
ただし、他に条件がないかどうか必ずチェックしてください。
【１記事あたり500文字、500円、納品前のコピペチェックツールが必要】というように、プラスアルファの業務内容が明記されていることがあります。
コピペチェックというのは、ネット上から拾った記事からコピペしたという疑いがないようにツールを使って自分の記事をチェックする作業のことで、クライアントによっては「コピペチェック20％以下」というようにパーセンテージの条件を設けているものがあります。
つまり、コピペツールで「20%以下」を切るまでチェックをかけ続けなければいけないという作業が発生するわけです。
500文字のライティングが15分程度で終わっても、コピペチェックツールの対応で45分かかってしまえば、時給は500円にしかなりません。
業務内容がどこまでなのかをきちんと把握した上で、業務にかかる時間を想定し、だいたいの時給換算をしてから仕事を受注するようにしましょう。
②仕事の「処理能力」
クラウドソーシングでは、自分がどれだけのスピードで仕事をこなせるかがとても大事になってきます。
例えば、【１記事あたり3,000文字、2,000円】のライティング業務があるとします。
文字単価は約0.6円とそこまで高くはありません。
この場合、まず「自分は１時間に何文字のライティングができるのか」を知ることが必要です。
私は１時間に3,000文字のライティングが可能なので、この業務を受注します。
なぜなら、文字単価はそこまで高くはないものの、時給2,000円の仕事になるからです。
１時間に1,500文字しか書けない人にとっては、時給1,000円の仕事にしかなりませんが、
１時間に6,000文字書くことができる人にとっては、時給4,000円の仕事になるのです。
このように、出来高制のクラウドソーシングでは自分の処理能力によって時給が変わってくるため、どれくらいのスピードでどのくらいの仕事ができるのかを知っておくことが大切です。
③仕事に「見切り」をつける
クラウドソーシングで受注した仕事について、仕事にかけている時間の割に、報酬が少ないと感じることはありませんか？
そういった場合は、①と②でも解説したように「自分の能力と受注している仕事が合っていない」ことが原因です。
その場合は、受注している仕事に早々に見切りをつけることも大事です。
「クライアントにはお世話になっているから」「せっかく契約できた仕事だから」とダラダラと報酬の見合わない仕事を続けているようでは、クラウドソーシングでいつまで経っても稼ぐことはできません。
そして、納得のできていない仕事を続けている、その時間自体が無駄になります。
もちろん、突発的に辞めるとクライアントにも迷惑がかかりますので、現在作業中のものについてはきちんと納品した上で、クライアントと契約終了の話をしてください。
見切りをつけた上で、次の仕事を受注するときには、自分がこなせる仕事量と報酬に納得ができる条件でクライアントと契約することをおすすめします。
【まとめ】クラウドソーシングでは受注する仕事と業務時間をきちんと照らし合わせることが大事です
いかがでしたでしょうか。
クラウドソーシングは出来高制の仕事です。
出来高制の仕事だからこそ、自分がその仕事にかけられる時間と報酬についてきちんと考えることが必要です。
闇雲に仕事に応募するのではなく、自分が納得する報酬や条件を探すことにも時間をかけてください。
この記事を読んで、少しでもクラウドソーシングへの考え方が変わった人がいてくれれば嬉しく思います。
【参考】クラウドソーシングを始めるならクラウドワークス
クラウドソーシングを始めたい人は、まずクラウドソーシングサイトへ登録しましょう。
国内では「クラウドワークス」という大手サイトがあります。
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