公務員試験の面接では、公務員に向いているかどうかをチェックされています。
そのため、公務員向きの性格について把握したうえで、効率的に面接対策をおこないましょう。
筆者は地方上級の公務員試験を経て、市役所で約7年間働いた経歴があります。
本記事では、元公務員の筆者が、公務員試験の個人面接で見られている「公務員向きの性格」について解説します。
公務員を目指している方をはじめ、公務員試験の面接を控えている方も、ぜひ参考にしてみてください。
公務員に向いている性格6選
公務員に向いている性格は、次の6つです。
ここからはこの6つの性格について、なぜ公務員に向いているのかを詳しく解説します。
公務員に向いている性格とその理由
①ほどよく積極的
当たり前ですが、仕事を行う上での積極性はとても重要です。
公務員の世界でも、指示待ち人間より積極的に動く人の方が重宝され、出世にも繋がります。
ただし、公務員試験で大切なのは「ほどよく」積極的であることです。
公務員の仕事は、さまざまなしがらみをはじめ、規則や条例などの法律による規制があります。
そのため、仕事に対する個人の意見は採用されないケースが大半であることや、部下の意見を吸い上げてくれる柔軟な上司はほぼ存在しないことを知っておく必要があります。
逆に、積極的すぎる方は組織内で疎まれてしまう可能性すらあるため、注意しておきましょう。
集団討論における司会や書記などの役割分担の場面では、積極性をチェックされています。
そのため、自分がかなり積極的だと自覚している方は、面接でその部分が目立たないように抑えることも大事です。
②協調性がある
公務員の仕事において、協調性も必要です。
同じ部署の上司や部下のみならず、他部署の職員をはじめ、ときには民間企業と関わる場面もあります。
また、外回りや出張では、職員や関係者とともに目的地へ向かうこともあります。
公務員の仕事は住民対応がピックアップされがちですが、さまざまな性格や環境の方々と意見をすり合わせながら業務を進める場面も多いことを知っておきましょう。