公務員試験当日は何を持っていけばよいのか、スーツがよいのか私服がよいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
本記事では、元公務員の筆者が公務員試験当日におすすめの持ち物10選を紹介します。
また、当日直前のチェックに役立つ参考書や当日の服装についてもあわせて紹介します。
今後、公務員試験を控えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
【必需品】公務員試験当日に必要な最低限の持ち物
まずは、絶対に忘れてはいけない必需品を紹介します。
忘れると試験が受けられなくなる場合もあるため、必ず準備しておきましょう。
受験票などの指定された必要書類
受験票をはじめとした、指定された必要書類は絶対に忘れないように準備しておきましょう。
受験票を忘れた場合、最悪受験できないケースもあります。
会場へ向かう前に必ず受験票を忘れていないかどうか、しっかりと確認しましょう。
不安な方は、試験前夜に受験票などの必要書類をカバンの中に入れておくことをおすすめします。
身分証明書
試験当日は、身分証明書を携帯することをおすすめします。
運転免許証や学生証、健康保険証などの公的な身分証明書を持参しておきましょう。
万が一、受験票を忘れてしまったり、試験会場へ向かうまでに紛失してしまったりした場合、身分証明書で本人確認が可能なケースがあります。
紛失や盗難など、万が一のトラブルが起こるケースを考え、備えておくと安心です。
筆記用具
筆記試験を受ける際には、筆記用具は必須です。
最低でも、鉛筆、シャープペンシル、消しゴムは用意しておくことをおすすめします。
ただし、受験先によってはシャープペンシルが許可されていないケースもあります。
そのため、持ち込みが可能な筆記用具については、事前に確認しておきましょう。
【あると便利】公務員試験当日におすすめの持ち物10選
ここからは、公務員試験当日におすすめの持ち物10選を紹介します。
持っていると便利な理由もあわせて解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
①時計
腕時計や小型の置き時計があると便利です。
受験会場によっては、壁掛け時計が設置されていない場合があります。
試験の進捗状況を自身で把握するためにも、時計を持参しておくことをおすすめします。
ただし、計算機能が付帯されている時計は持ち込みを制限されているケースがあるため、注意しておきましょう。
②現金
試験会場には、現金を持参しておくと便利です。
休憩時間に飲み物や軽食を購入する場合をはじめ、会場への交通手段で急にタクシーが必要になるケースもあります。
また、急な体調不良で医療機関を受診する必要が出てきた場合、ある程度まとまった現金が必要になる場面も考えられます。
そのため、万が一の不足の事態に対応できる程度の現金を持っておくと安心です。
③Suicaなどの交通機関系ICカード
試験会場への移動手段に電車やバスなどの公共交通機関を利用する方は、SuicaなどのICカードを忘れずに携帯しましょう。
上述した現金と合わせて、パスケース付きの財布に入れておくと便利です。
④常備薬
普段、頭痛薬や胃薬などを飲む機会の多い方は、試験当日も忘れずに薬を携帯しておきましょう。
また、普段は健康な方であっても、緊張や気疲れにより腹痛や下痢などが起こるケースがあります。
万が一の体調不良に備えて、常備薬を準備しておくと安心です。
余談ですが、筆者も緊張で腹痛を起こしやすい体質だったので、下痢止めを常に財布の中に入れていました。
薬を持っているだけで、なんとなくですが安心感も生まれます。
個人的には、ストッパが即効性があっておすすめです。
⑤マスク
新型コロナウイルスの規制緩和が下り、マスクを外している方も多く見受けられるようになりました。
ただし、今後の試験や就活が控えている方は、自身の健康管理のためにもマスクの着用を推奨します。
公務員試験はもちろん、民間の就活においても体が一番です。
体調不良によってベストなパフォーマンスができなくなることを避けるためにも、できる限りの感染症対策をおこないましょう。
⑥飲み物
公務員試験は一般的に、春先から秋頃にかけておこなわれます。
そのため、とくに夏場はしっかりと水分補給をおこなうことが大切です。
熱中症対策のためにも、お水やお茶、スポーツドリンクなどの持参をおすすめします。
試験会場に自動販売機が設置されていたり、近くにコンビニがあったりする場合は、会場入りする前に飲み物を買っておくとよいでしょう。
⑦軽食
筆記試験は非常に脳を使うため、空腹を感じる場合があります。
そのため、チョコレートや飴など、休憩中に口にできる食べ物があると便利です。
また、試験がお昼をまたぐ場合、昼食が必要です。
会場近くに食事に出てもよいですが、試験当日の会場付近は受験者や普段から仕事をしている方などで非常に混み合います。
そのため、事前に軽く食べられる軽食を持参しておけば、余裕を持って休憩時間を過ごせます。
昼食を食べ過ぎてしまうと、眠気に襲われる場合もあるため注意が必要です。
個人的には、カロリーメイトやウイダーインゼリーなど、軽く栄養補給ができるものを活用してもよいと思います。
しっかりとした食事は、試験後に心身が開放された状態で味わいましょう。
⑧地図
地元を離れて試験会場へ向かう場合、会場までの地図を持っておくと便利です。
スマートフォンの地図アプリを活用する方が大半ですが、スマートフォンが急にフリーズしたり、バッテリーが切れたりする可能性もあります。
思いがけないトラブルに備え、試験会場までの地図を事前に印刷し、手元に準備しておくと安心です。
⑨時刻表
試験当日の交通手段に電車やバスなどを使う場合、時刻表を持っておくと便利です。
試験会場へ向かうまではもちろんですが、試験終了後に乗る便の確認にも活用できます。
⑩膝掛け・カーディガン
試験会場での体温調節のためにも、膝掛けやカーディガンを持参しておきましょう。
会場によっては空調が効きすぎていて、夏場であっても寒さを感じるケースもあります。
寒さで集中力が削がれてしまわないように、膝掛けや脱ぎ着できる服の持参をおすすめします。
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